相続登記について

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なぜ相続登記をそのまましていると大変かというと、例えば、お父さんが亡くなったとして、お父さん名義の土地や建物の名義変更をしたい場合を例にしてみます。

残された家族がお母さんと子供二人だった場合、まず、お父さんの生まれたときから亡くなったときまでの戸籍を集めます。これはなぜかというと、お父さんに、お母さんと二人の子供以外に、相続人がいないかどうかを確認する為です。
戸籍のどこかにお父さんが認知した子供がいないかどうかなどを調べる為です。認知した子供がいる場合、この子供も相続人になります。

戸籍は、本人が本籍を異動した場合の他、法律などの改正により様式の変更などが行われると、古い情報は、新しく編纂された戸籍には載ってきません。そのため、古い情報を得るために、改正される前のすべての戸籍を集めることになります。
本籍を移していない方など、あっという間に戸籍が集まる場合も多いですが、けっこう手間がかかる場合もあり、なかなか一般の方には集めることが大変な場合もあります。

とはいっても、お父さんだけの戸籍でしたら、それほど昔のことではなく、集めることも困難ではないかと思います。お父さんの戸籍がそろえば、あとは、お母さんと二人の子供の戸籍を取ってきて、遺言、あるいは家族で協議などをして、相続登記へと進むことができます。

しかし、このとき、土地や建物の名義がおじいさんの名義のままだったらどうでしょう。

まず、おじいさんの相続人を確定しないといけません。おじいさんの生まれたときから亡くなったときまでの戸籍を集め、おばあさんの戸籍、お父さんの兄弟達の戸籍を集め、相続人が確定したら、そのあと不動産の名義をどのようにするか協議をしなくてはなりません。

この協議がまたやっかいになるケースがけっこうあります。昔の人は兄弟も多いですし、お父さんの兄弟なので、亡くなっている場合もあり、その場合はいとこ達が相続人になる為、いとこ達の戸籍も集め、いとこ達と協議をしないといけません。協議といっても、親しくしている場合はいいかもしれませんが、遠方にいる場合、疎遠になってどこにいるかもわからない場合、ほんとに行方不明になっている場合など、かなり大変なことになるケースも少なくありません。

このような状態では、土地や建物を売りたいと思っても簡単にはいかなくなります。
やはり、相続登記はきちんと済ませたほうがいいですね。

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